クライアント様から頂いたカウンセリングへの感想です

Aさん 30代 神奈川県在住

母親がおかしいと思い始めたのは、結婚して子供を産み、自分が母親になってからでした。

 

それまで、何となく、おかしいと感じてはいたのですが、独身時代は友人に話しても「母親なんてそんなものよ」と笑って、取り上げてはもらえず、「そうだよね」と自身を納得させていました。けれども、親となった今、私の方にかけよってくる幼い子供を抱きしめます。そんなとき、私は抱っこしてもらえなかった、母親への不信感が大きくなっていきました。

 

「お母さん、どうして、自分を愛してくれなかったのだろう」そんな気持ちがある日、爆発しそうになって真香さんのカウンセリングを受けました。このままだとおかしくなりそうでした。

 

初めてカウンセリングを受けたのですが、自分のことをこんなに話したのは生まれて初めてでした。そして、こんなに真剣に聴いてもらったことも初めてです。

途中で行われたイメージワークも非常に新鮮なものでした。母親に対する今の気持ちをイメージして、そこから自分の意外な気持ちに気づくことができました。それは、本当に予想外のことでした。

 

カウンセリングで怒りや不満の気持ちが癒されればと思っていたのですが、そうではなく、こんなにもパワフルな自分がいるということがわかり、嬉しかったです。カウンセリングに来た同じ道を帰ったのですが、風景がまるで違うように見えたのを今でも覚えています。

 

Bさん 60代 東京都在住

母はもうすぐ90代になろうとしています。地方に住んでいますが、姉夫婦が近くにいるため、私はあまり故郷に帰りません。

 

帰りたくない、母と会いたくないのです。

 

小さな頃からずっと、母は、姉と私を比較してきました。私は自分が嫌いで、自信がもてず、人間関係もうまくいきませんでした。

 

母がすすめる人と結婚しましたが、夫の愛情を感じられませんでした。離婚して、一人暮らしをしていますが、なぜ自分の人生はこんなにも孤独なのだろうか、それがひどくなってカウンセリングを受けることにしました。

 

心療内科にも通っていましたが、自分のことを理解してもらっていないような気がしていました。最初、真香さんにカウンセリングをお願いしたのは、母親とのことではなく、孤独感を何とかしたくて、でした。けれども、話すうちに、母や姉との関係で、自分がずっと抑え込んでいたものがどっとあふれ出てくるのを感じました。

 

3回目のセッションが終わった頃、私の心の中に変化が生じました。

私は孤独ではないと思ったのです。そして、一度母と向き合って話そうという気になったのです。

 

母のことがずっと怖かった。でも、もう大丈夫。怖かったのは母ではなく、自分は愛される価値がないと思い込んでいたことだったのです。そうして初めて、自分の人生がかけがえのない大切なものだと思えるようになりました。